医療・教育・福祉の重なり合う拠点
陽だまりが目指すインクルージョン型居場所とは、同年代の交流だけでなく子どもから高齢者まで世代を越えた「学校や家庭、 家族、職場とも異なる第3の居場所(サードプレイス)」であり、大家族をイメージした拠点です。
地域の中に誰もが立ち寄れるほっとする場を目指し、医療・教育・福祉の重なり合う拠点を、様々な枠を超え住民のチームで創ってまいります。
陽だまりのインクルージョン型居場所の機能
- ① 「貴方があなたのままでいい」 ほっとする空間
-
その上で対話を求めたらその機会を大切にしていきます。
- ② ファーストコンタクトの場としての機能
-
問題の早期発見の場としても機能します。
相談という形で求められるよりも、安心・安定した場所で語る言葉の意味は大きいのです。
むしろボツボツと語る会話の中に問題が潜んでいることをよく体験します。
準備してきたものよりも即興的に話す言葉を聞き逃さずに整理し、見逃さないことがこの場には求められており、その機能を大切にしたいと考えます。 - ③ 整理した問題を必要と思われたら関係機関に繋ぎ早期に支援へとつなぐハブ機能
④ これまでのみんなの保健室陽だまりの経験から見えてきた支援活動への取り組み-
無理にどこかに繋いだり早急に結果を求めたりはしません。
決して相談者自身も解決を望んでいないものもあり、またこの場で解決できるとは思っていないこともあります。
ゆったりとその人に寄り添い、伴走する空間でありたいと考えています。 - ⑤ 世代間の交流・他人だから話せるなど、お互い様のコミュニティ作り
陽だまりのこれから
「みんなの保健室 陽だまり」の今までの活動から、暮らしの中の多くの問題や課題が見えてきました。
それは個人というよりも家族間の問題であり、地域の課題でもありました。
つまり全ては繋がっているのです。
私たちは地道に個人の暮らしの問題に向き合ってきました。
「幸せとは何か」それは個々に異なりました。
共通しているのは、当たり前の暮らし・ 自分らしく生きる自由を誰もが求めているということでした。
みんなの保健室陽だまりは、個人の暮らしを支援しながら地域コミュティの活性化のため、これからも活動を拡大していきたいと考えています。
医療、教育、福祉の枠を超えたインクルージョン型の居場所です。
子どもから高齢者まで病気や障害に関わらず誰もがほっとする居場所です。
地域で活動している多くの仲間と行政とで協働して取り組めることを望んで夢はこれからも大きく広がっていくことでしょう。
みんなの保健室陽だまりは、これからも誰もがこの地域に暮らしていきたいと思える取り組みを一層進めてまいります。
今以上の、皆さまのご支援、ご理解をお願い申し上げます。